伊藤永之介 熊 鴉 昭和14年 戦前古書

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「熊」「鴉」
伊藤永之介
定価: -

両者とも昭和14年=1939年初版。裸本。

折れあと、やけ、経年シミ。熊は背が剥がれています(木工用ボンドを薄く塗ればすぐになおります)。

秋田県秋田市西根小屋末町出身[1]。父親の事業(菓子屋)失敗のため上級学校への進学はかなわず、中通高等小学校の補習科を出た後、日本銀行秋田支店で文書係をしながら雑誌投稿を始める。

1924年に同郷の金子洋文を頼って上京、その紹介で雑誌『文芸戦線』に評論を発表して、文筆活動にはいる。最初は評論を書いていたが、1928年、『文芸戦線』に「見えない鉱山」を発表、プロレタリア文学の新進作家として注目を浴びる。『文芸戦線』誌の編集に携わりながら小説を発表し、『戦旗』に対抗する労農派の作家として、同誌を支えた。この時期の代表作として、「総督府模範竹林」(1930年)、「万宝山」(1931年)などの植民地に取材した作品がある。

1932年に労農芸術家連盟が解散し、プロレタリア文学運動が衰退の方向に向かうようになると、農村を題材とした作品が多くなる。濁酒の密造を題材とした「梟」(1936年)が芥川賞候補となると、その後も漢字一字をタイトルとした、農村を舞台とした作品を多く執筆し、当時の〈生産文学〉の一翼を担った。3度芥川賞候補となったが受賞には至らなかった。

戦後も社会主義作家クラブの中心的存在として活躍し、映画化された「警察日記」(1951年)などの作品を発表した。1953年、『五郎ぎつね』で小学館児童文化賞奨励賞。

1959年7月26日、脳溢血のため東京都渋谷区上原の自宅で死去[2]。55歳没(Wikipediaより)

#本 #外国文学/小説・物語 #文戦派 #プロレタリア文学 #マルクス主義 #労農派

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カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>文学・小説
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